海外株式の保有
投資を始めてから最近まではもっぱら日本株のトレードがメイン、というかほとんどでした。当時は自民政権のアベノミクス真っ盛りであり、
金融政策が実施された結果、日経平均もかなりの上昇傾向にありましたので、少しはその利益を享受できていました。
ただ、ここ1~2年はその上昇基調も鈍化しているといっていいのではないでしょうか?
全体的に日本株の魅力が薄れているのかなーと感じ始めました。
そんな中注目したのが海外株です。
知らなかったのですが、日本企業の配当利回りはせいぜい3%あれば良い方なのに対して、米国株を始めとした海外株式の中には
配当利回り6%を超えるもの複数あり、長期保有または分散投資の観点からもポートフォリオに組み込むべきと考えました。
複利の威力
仮に国内株だけで運用して年利3%したものと、海外株で6%運用した場合の違いについて超簡単にシミュレーションしてみます。
初期資金300万円とすると、10年運用した場合の違いは下のようになります。
同じ資金を投じても10年で135万円も違いがでることになります。これは結構無視できないと思います。
投資資金が多ければ多いほどこの差も開いていくことになりますね。
ポートフォリオの考え方
ただ、海外株式は取引の時間帯に制限があり、自由に資金を移動できないとか、二重課税の問題があるので、私のポートフォリオの理想としては、
国内40%
海外60%
を目標として投資していきたいと思っています。
AT&Tについて
AT&Tは、アメリカの情報通信会社で、業界最大手の会社です。
日本でいうNTTドコモのような位置づけになるでしょうか。
ただしその規模は比較にならないですね。2017年度の業績は
売上:1905億ドル(約20兆円)
営業利益:209億ドル(約2兆円)
となっており、日本円で売り上げ20兆円を超す超大企業といえます。
2012年からはF1にもスポンサーとして出資しているようで、レッドブルのスポンサーです。
アメリカの大企業らしく、買収も盛んに実施しており、成長を取り込んでいっています。ワーナーブラザーズの買収が記事になっています。こちらは映画でなじみがあるのではないでしょうか?
jp.techcrunch.com
中長期の株価チャートはこんな感じです。
リーマンショックと最近の米中貿易摩擦の影響を受けているので、世界経済の動きと連動していますね。
AT&Tは成熟企業ですが、配当利回りは驚異の5.9%です。これだけでも魅力的ではないですか?